効果量の計算(t検定)

効果量の計算

第5章のサンプル(独立した・対応のない t 検定)を使用して説明。

Group 1 (n = 21)
平均: 61.333  標準偏差: 16.436

Group 2 (n = 24)
平均: 59.792  標準偏差: 18.507

t 値: 0.294  自由度: 43

※「対応あり」の場合も以下と同じ方法で効果量の算出が可能だが,
違う計算方法もある。詳細は 水本・竹内(2011)を参照。

t 検定の t 値と自由度から算出する効果量 r と,
分散分析の結果から算出される η は同じものです。
説明はこちらを参照

 


Excel シートを使う方法

こちらから Excel ファイルをダウンロード。

必要な数値を以下のように入れて効果量を確認。

dの計算

dの計算

rの計算

rの計算

 


Rを使う方法

library(compute.es)  # compute.esというパッケージを使用
# 平均と標準偏差,サンプルサイズから効果量を計算
# mes(平均1, 平均2,  SD1,  SD2,  n.1,  n.2)の順に入力
mes(61.333, 59.792, 16.436, 18.507, 21, 24)

 


G*Power3を使う方法(d のみ)

ソフトをここからダウンロードする。

以下のように,Test family を t tests として,Statistical test を
Means: Difference between two independent means (two groups)
にする。

G*Power3での計算

G*Power3での計算1

Determine => を選ぶと,2のウィンドウが現れるので,
平均と標準偏差を入力してCalculate をクリック。

G*Power3での計算2

G*Power3での計算2

 


サイトを使う方法

このサイトで平均と標準偏差を入力すると,
r の両方が計算できる。

その他にも,検索すればこのようなサイトは多くある。