2013年08月11日(日)全国英語教育学会第39回北海道研究大会でのワークショップ
『英語教育実践と研究の接点―研究の在り方と手法―』での私の担当箇所である,
「ARELE掲載論文に見る英語教育研究の現在—テーマと研究法—」のスライド,
参考文献・資料などのリンクをこちらでは公開しています。
共同発表者の浦野研先生のブログに,Ustreamの動画(録画・いつでも再生可能)と
浦野先生の担当パートのスライドもアップされています。
また,WS中・WS後の関連したTweetもこちらのTogetterにまとめています。
ご興味のある方は併せてご確認下さい。
私の担当パートの前半は全国英語教育学会の紀要である,Annual Review of English
Language Education in Japan の1~24号までの掲載論文を分析した結果です。
後半はそれに関連して,効果量と検定力分析,そして信頼区間報告の重要性に
ついてまとめ,ARELE掲載論文の一部を用いてメタ分析,検定力分析を行った
結果を報告しています。
スライド(slideshareからダウンロード可能)
参考文献・資料などのリンク(スライド出現順)
- 外国語教育研究ハンドブック
- 英語教師のための教育データ分析入門 [Amazon]
- 教育・心理系研究のためのデータ分析入門 [Amazon]
- ARELE(CiNii)
- 全国英語教育学会ホームページ
- 松川禮子 (1991).「これからの英語教育学はいかにあるべきか 本学会における研究のレビューと展望」『中部地区英語教育学会』20, 159–163.
- 平野絹枝 (2011). 「本学会紀要における研究(1991年–2010年)のレビューと展望」『中部地区英語教育学会紀要』40, 307–314.
- 浦野 研 (2012),田中武夫 (2012),亘理陽一 (2012)
「英語教育研究法の過去・現在・未来」 - 寺沢拓敬 (2010, June).「教育研究としての『外国語教育学』」 駒場言葉研究会・課題提起会 6月26日
- 高橋美由紀 (2010). 「紀要にみる研究の変遷」『LET50周年記念誌 外国語教育メディア学会50年の歩み』110–126. [pdf]
- Stapleton, P., & Collett, P. (2010). JALT Journal turns 30: A retrospective look at the first three decades. JALT Journal, 32, 75–90.
- Stapleton, P. (2013). Using conference submission data to uncover broad trends in language teaching: A case study of one conference over 30 years. Language Teaching Research, 17, 144–163.
- Magnan, S. S. (2005). From the editor: The MLJ turns 90 in a digital age. The Modern Language Journal, 90, 1–5.
- 柳瀬陽介 (2013). 英語教育の哲学的探究2: [草稿] リフレクティブな英語教育:10年間の動向
- CasualConc (Mac用コンコーダンサー)
- 「中部地区英語教育学会紀要」投稿規定 [pdf]
(「日本語キーワードリスト」を参照) - 磯田貴道 (2007). 「授業への反応を通して捉える英語学習者の動機づけ」早稲田大学大学院教育学研究科博士学位論文 Retrieved from http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/handle/2065/28785
- Norris, M. J., & Ortega, L. (2000). Effectiveness of L2 instruction: A research synthesis and quantitative meta-analysis. Language Learning, 50, 417–528.
- Cumming, G. (2012). Understanding the new statistics: Effect sizes,confidence intervals, and meta-analysis. New York: Routledge. [Amazon] [Software]
- Cohen, J. (1988). Statistical power analysis for the behavioral sciences (2nd ed.). Hillsdale, NJ: Lawrence Erlbaum. [Amazon]
- 水本 篤・竹内 理 (2011).「効果量と検定力分析入門 ―統計的検定を正しく使うために―」『より良い外国語教育のための方法―外国語教育メディア学会(LET) 関西支部メソドロジー研究部会2010年度報告論集―』47–73. [pdf]
- Loftus, G. R. (1993). A picture is worth a thousand p values:On the irrelevance of hypothesis testing in the microcomputer age. Behavior Research Methods, Instruments, & Computers, 25, 250–256. [pdf]
- Porte, G. (Ed.). (2012). Replication research in Applied Linguistics. New York: Cambridge University Press. [Amazon]
参考にした資料
- 市倉加奈子 (2012).「メタ・アナリシスの書き方」心理・医学系研究者のためのデータ解析環境Rによる統計学の研究会 第7回資料
- 浦野 研 (2013). 「有意性と効果量についてしっかり考えてみよう」外国語教育メディア学会(LET) 第53回 全国研究大会 ワークショップ資料
- 岡田謙介 (2012).「心理学研究における効果量の活用と報告—APAの指針をふまえて—」日本教育心理学会第54回総会 チュートリアルセミナー資料 [pdf]
- 柳瀬陽介 (2010).「英語教育実践支援のためのエビデンスとナラティブ—EBMとNBMからの考察—」『中国地区英語教区学会研究紀要』40, 11–20. [pdf]