RSSリーダーを使ったジャーナル最新号のチェック(2013年夏)

 

(トップ)ジャーナルに掲載された最新の論文はできるだけ確認したいものです。

これまでは,こちらに書いていたように,Google Reader を利用していましたが,Google Reader が2013年7月1日に終了してしまったので,一時的な避難先として,Feedspot を使っていました。しかし,ジャーナルの最新号や Early View (Online First) が更新されたタイミングで通知する方法を知らなかったため,2ヶ月近く放置してしまっていました。そこで,今回使い方を見直してみました。

ジャーナルの最新号が公開されたときに,どう知らせてほしいかという理想は以下のようなものでした。

  1. メールでの通知。
  2. ブラウザ上での通知。
  3. iOS (iPhone や iPad) でプッシュ通知。

そこで,Feedspot と,他にも評価の高い Feedlyの2つのサービスを,数日間使って比較してみました。
GoogleリーダーからFeedlyに移行すべき8つの理由

(その他のサービスは以下を参照)
Google Readerに代わるRSSリーダー(Feedly、Flipboardなど) – NAVER まとめ
Googleリーダー難民へ贈る! 本当に使いやすいRSSリーダーまとめ

まず,1の「メールでの通知」ですが,FeedspotFeedly ともに,Google Reader のように,RSSを集めた自分のサイトを公開することができないので,そのサイトをはてなアンテナに入れて,メールで通知するという使い方はできませんでした。しかし,ジャーナルの RSSはこちらに登録しているので,単純に自分のブログをアンテナで拾えば,ジャーナルの最新号が更新されたときに,メールで通知することもできたということを思い出し… まぁ,何事も勉強ですね。

次に,2の「ブラウザ上での通知」ですが(※ちなみに,Macでの話をしています),Feedspot,Feedly ともに,Chrome や Safari の拡張機能を利用した通知がありますが(Feedly は Firefox のプラグインもある),Chrome の Feedly  Notifier が Feeddspot の拡張機能よりも速かったです。実際に,あるジャーナルの更新通知では4時間近い差がありましたので,Feedly (Notifier) の勝利。

ただし,Safari の 拡張機能だと,unread の件数を示してくれないので,通知に関しては Chrome のほうがベターです。
Add number of unread items on the Safari feedly button

3の「iOS (iPhone や iPad) でプッシュ通知」ですが,iOSアプリ自体があるのはFeedly だけです。ただ1つだけ Feedly が残念なのは,iOS のプッシュ通知がありません。しかし,別アプリの Reeder を使えば,Feedly の内容も以下のようにプッシュ通知ができます(ただ,iPad版のアプリはないので,iPhone版を拡大して使う必要があります)。

Reeder
ただし, このプッシュ通知ですが,アプリを起動しないと同期しない仕組みになっているので,純粋な「プッシュ通知」ではありません。残念すぎる…

とりあえずは,Chrome の Feedly Notifier でかなり速い通知があり,自分のブログをはてなアンテナに入れているのでメールでの通知も来ますし,その通知を確認してから,iPhone や iPad で内容を確認することもできるというのが,2013年夏の状態です。

もっと良い方法を使っている(知っている)という方がいたら,ぜひご教示下さい。

 

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